2009年1月26日月曜日

大自然の旅 つづき

1月もあと一週間、わすれないうちに旅行の記録を残します。











1日目バスの地すべり事件にて、行く予定だったアンテロープキャニオン

ジープツアー。2日目の朝は、まず、ここからスタートします。大型バスから

ジープに乗り換えて赤土の大地の上を土ぼこりを立てながら進むこと20分、

赤茶色の岩の塊が出現しました。地元の子供たちが遊んでいるときに偶然
見つけたというらせん状の渓谷の内部には当時、アンテロープというしかのような野生動物がたくさんいたことによりその名がつけられたそうですが、

今はその姿を見ることはありません。渓谷内に入ると何千年もの自然の歴史の中で形作られた魔か不思議ならせんの形をした洞窟のようです。まるで水流の渦がそのまま岩陰に刻み込まれたような不思議な形は、砂丘が固まって出来た砂岩が鉄砲水に浸食されたものだそうです。幻想的な空間を中に進むにつれ、人ひとりが通るのに精一杯な細い場所や頭をかがめなければならない場所もあります。晴れ渡る空の青さとなんともいえない美しい渓谷の赤色が目を楽しませてくれました。


約1.5時間の観光をしてバスに戻ると、2日目の予定地、モニュメントバレーへと向かいます。バスの窓から見える広大な景色と不思議な形の岩山の数々、
私たちの住む町の中の様子とはまったく違う別世界のようなまさに広大な光景にアメリカの広大な国土を改めて感じました。


 さて、モニュメントバレーとはこれまた不思議な形の岩山の数々が広大な大地に点在する圧倒的な景色です。地元のナホバ族の居住地内にあるナホバの人々の公園だそうです。日本やインディアナでは見たこともないような透き通るような青い空と赤茶けた荒れ野にそびえ立つ岩のビュートと呼ばれる大自然の岩のアートたち。















こちらもバンに乗り換えてでこぼこ道を行く。この印象的な風景はしばしば映画(バックトゥーザフューチャー、フォレストガンプ、2001年宇宙のたび他多数)やCMなどに使われています。


自然の中で長い年月をかけて出来上がった神秘的な光景を目の当たりにし、
人間の力の及ばない神の御技を思わせる光景を楽しみました。



その後こちらの名物

”ナバホタコ’というインドのナンを油で揚げたようなパンにひき肉や野菜をはさんでタコスのようにして食べるものをお昼にいただいて、またバスに乗り込みます。








バスは一路、今回の最大の見所グランドキャニオン国立公園へ向かって出発。

約三時間の道のりを走り、予定通りデザートビューポイントにてグランドキャニオンの

あまりにも広大な景色の夕日を鑑賞。しかし、かなり寒かった。。




グランドキャニオンはまさしく大峡谷。東西焼く446キロメートル。(東京都岩手一関間の距離に
相当)にわたって延びる長大な渓谷です。冬の寒さが厳しいこの時期はその景色の荘厳さを
一段と際立たせるような光景です。1540年に西洋人としてはじめてグランドキャニオンを発見したのは、金を探しにやってきたスペイン探検家たちだったそうです。彼らはどんな思いで
この光景を見たのでしょうか。夕暮れに赤く染まるグランドキャニオンを小一時間ほど見てそんなことを思いました。



バスに戻り公園内のホテルへ。ホテルまではクリスマスシーズンだからでしょう、この寒さにかかわらず

みちは大渋滞。ゆっくりゆっくり進みすっかり真っ暗になった道をようやく到着しました。 翌朝は日の出を見に行きたい人は7時集合ということでしたが、さすがにツアーのすべての参加者が集まりました。夕日とはまた違う朝日の希望的な美しさを楽しみました。


その後朝食を食べ自由時間に3人で歩いているとかわいい子鹿がぴょーんとでてきました。
わが町でもたまに見るのですが、こんなに近くで見たのは初めてで、弓も大喜び。
世界的な観光地だけに鹿も人間を恐れないのかなと思いました。


11;00ごろまで近くを散策しながらグランドキャニオンを見て、バスに乗り込み
再びラスベガスへ。こうして、圧倒的な印象を私たちの胸に刻み込んで大自然の旅は
幕を閉じたのでした。


























2009年1月25日日曜日

久々の4人ランチ

今日はとても久しぶりに仲良し4人でお子ちゃまたちをだんなさんに
まかせてランチにいきました。
タイ料理のレストランで、ランチの時間だったせいもあるようでしたが、とっても人気で
かなり混んでいました。スープ(私とゆみちゃんは、トムヤンクンのすっぱからいスープ、
じゅんちゃんあきちゃんはワンタンスープ)に、3種類のお料理(タイカレー、パッタイ
これは平べったい麺を焼きそば風にいためたもの、、チキンの炒め物)にライス。
甘くてすっぱくてスパイシーなタイ料理は我が家の男たちはあまり好きではなくとっても
久々でした。外は今日もマイナス9度と寒い日でしたが、4人でぺちゃくちゃしゃべりながら
食事を楽しみ、そのあとちょっと最後のバーゲンを見に行ってストレス発散してきました。
セールは70パーセントオフとかかなりお安い値段で、バナリパのセーターとか安いと10ドル、
高くても25ドルくらいで売っています。
買うことができ、かなりお得。GAPではなんとタートルのシャツが3ドルちょっとでびっくり
なお値段でした。子供のものはもう春物になっていて通常の値段でした。(といっても
日本に比べると安いと思いますが。)驚いたのはゆみちゃんが先週購入したものがさらに
値下げしていて、そのレシートを出すと下げた分だけお金をバックしてもらっていたこと。
購入した日から2週間以内(家電などの大物は1か月以内)であれば、その後同じ商品が
値下げした場合レシートを出せばその分お金が戻ってくる、これはアメリカでは常識だそうです!
そんなことちっとも知らずに3年半も過ごしていました!返品を簡単にできることは知っていました
がこれはほんとびっくりです。アメリカ生活の長いゆみちゃんはいろいろな意味で私たちに
とってめっちゃ頼りになる存在です。ありがとうゆみちゃん、またいろいろ教えてね。


外は寒くても久々に大人女子のみの貴重な時間を過ごし、あったかな心になって
帰ってきました。ちなみに我が家の男組みはいつものクレイジーパインツ(室内
エンターテイメントーゲーム、パターゴルフ、ボーリングなどがそろっている遊び場)
にいって6時過ぎに帰ってきました。来週も最高気温がプラスになることはなさそうです。
今年の冬は特別寒さが厳しいそうです。春が恋しいー今日この頃です。

2009年1月23日金曜日

穏やかな週でした。大自然のた旅一日目

今週もはやいものでもう金曜日です。先週は極寒でしたが、今週は雪もあまり
降らず学校も通常通りで、昨日も晴れて、今日は最高気温2度というとてもあたたかな日です。
(寒さの感覚がすっかり変わってきました。日本は今日最高気温17度の温かさだったそうですね。
うらやましい。。)今週は壊れた電子レンジの修理、最近悩まされていた細かいありの出現に
大家さんが消毒の人を入れてくれたりと家のもろもろのほころびを直すことが出来、先週の
怒涛の日々と比べてゆったり穏やかにすごせました。久々に仲良し4人とも会って話に
花が咲き、笑わせてもらいました。ありがとう、友よ。月曜はバスケットで初めて弓がシュートを決め
昨日はお祝いの(こじつけ?)外食で、スイミングの後、久々にオリーブガーデン(こちらでは大変メジャーなイタリアンレストラン)へ行ってきました。こちらのレストランの割には日本人にも結構
おいしく感じられるイタリアンで、少々しつこいですが、半年振りくらいだったので
おいしくいただき満足でした。
前日は初めて(えっ!)餃子作りに挑戦し、皮がないので
義妹のブログを参考に皮作りからやってみましたが、かなり厚い皮になりマルマン餃子(しってますか?
)のようになってしまいました。味は悪くなかったのですが、あまりのでかさに唖然。。
でも餃子好きのパンダは喜んでくれました。今日は鍋にしよう。。料理は苦手ですが、日本と違い
自分でやらないと食事が出てこないので日々奮闘している私です。。


さて、クリスマスの旅行記、だいぶ時間がたってしまったので、頑張って書きましょう。

ラスベガスから12月26日に出発。JTBのアメリカ大自然エクスプレス3日間。
グランドキャニオン国立公園内宿泊!とういツアーです。
大型バスで移動。ガイドはラスベガス生まれのラスベガス育ちという27歳のアメリカ人青年、
クリス。2年間九州、沖縄に滞在したことがあるという彼ですが、日本語はほんとにぺらぺら。
駄洒落も連発するお話上手、ガイドのスペシャリストです。3年半アメリカに滞在していて
いまだ英語が分からない自分が恥ずかしくなります。乗客は約40名、大型バスは満席です。
半分はアメリカ住在の日本人(私たちのような駐在員家族がほとんど)半分が日本からの観光客でした。
でもこんなにたくさんの日本人と会えたうれしさ。耳から入る言葉が100パーセント理解できる
うれしさは少々高額ながら日本のツアーならではの醍醐味です!

早朝ホテルに迎えに来たバスに乗り込み、ラスベガス出発。ラスベガスのストリップどおりに
立ち並ぶホテルの歴史や、カジノがどうして、この地に定着したかなど詳しいガイドを
聞きながら乗ること約3時間。まずはじめに到着したのはザイオン国立公園です。
天気がよく空は雲ひとつ無い美しい青。そして、めずらしい雪景色の山々の光景は
ほんとうにきれいでした。うきうきした気持ちで雪の中を歩きながら散策、この後どんな
恐ろしいことが待っているかこのときは想像もしていませんでした。再びバスへ乗車し、
お天気は上々でしたが、雪が残る山道を上っていきます。わかりやすくいえば、

地元栃木県の名所、日光のいろは坂のような
道を登っていきます。乗りながらなんとなく怖いな、すぐわきは崖だし、ずいぶん
雪が道にのこってるなと思い始めたそのとき。急カーブの上に
前の車がとまっているではありませんか。。ぶつかるわけにも行かないドライバーは
やむ終えず、急カーブでブレーキを踏む羽目に。。そしてなんと大きな車体の私たちのバスは
そのまま下に向かって滑り出したではありませんか!!!キャーーうそー落ちるかも。。
これが最後!?あのときの恐怖は口では言い表せません。乗客はみんな不安にかられ、バスは、
ドライバーさんのとっさの判断で道のわきに山になっている雪に車輪をつっこませました。
ふうー。なんとかとまったもののいつまた下に向かって滑り出すか分からない状況に
乗客全員雪山の道に下車。この時点ではとりあえずバスから出たかった。。
しかしバスは、私の心配と裏腹に雪から車輪が出られない状態に なっていたのです。道行く車は大型バスの立ち往生をカメラで撮影、私たちは
みなの注目の中雪の山中にただ立ち尽くすばかりの状態です。クリスはみんなの
気をなごませようと自分持参のキャロット(小さなにんじん)とミントキャンディーを
配り始めました。。食欲無いけど。。
さらにドライバーおじさんやガイドのクリスは会社に連絡したり、駆けつけたヘルプの人
たちと車輪を雪からかきだす作業に奮闘。。クリスの話だとラスベガスからいま
新しいバスが出発したが到着までに3時間かかるとのこと。。この先一態度どおなる?と
重いながらとりあえず、命を取り留めたことにほっとする。。本当に迷惑なとまっていた前の車は
そのまま何事も無かったかのように前に進んでいってしまいました。。本当にいったいどういう
つもりなのでしょうか。ピンカーブの上に止まるなんて。ヘルプの力を借りてなんとか小一時間後
だいぶ雪がどかせました。そこでクリスがみなさんバスに乗ってください。
動かないのでみんなバスの後方へ移動してその重さでバスをずらしますという話。本当に大丈夫
そのまままっさかさまではと再び恐怖におののく私でしたが、そこはプロ、もちろん
完全に大丈夫と判断した上でのことで無事でした。ようやく元通り走り出したバス。
しかしカーブはさらに続き、もちろん雪道。しばらくは本当に怖くてたまりませんでした。。
30分後平らな道になったときはほんとうにほっとしました。
この騒ぎでその日のスケジュールは大幅に遅れ、結局ホテルまで行きつくだけで予定していた
場所は翌日に。でもホテルに着いたときはほんと生きててよかったーとつくづく実感しました。
もう冬の国立公園には二度とこないと誓った第一日目でした。。

2009年1月16日金曜日

なんと、-25℃の寒さです!!



写真をたてにする方法が分かりません。あしからず。
カット前。カット後。の写真をのせました。

昨日は学校は2時間遅れスタート、今日は休校です。
おとといの大雪がひとまずストップし、ひさびさのお天道様に
思わず手を合わせたくなるありがたみを感じていますが、
気温は低く、昨夜はなんとー25℃、ただいま16日のお昼近くで
-22℃、今日の最高気温はー15℃です。日本の皆さん信じられますか?!
なんと恐ろしい寒さでしょう。それにもかかわらず昨日は久々に、弓の
スイミングクラスでいってきました!少し前に引いていた風邪もすっかり治り
彼は元気そのものです。学校の送り迎え(片道10分)の道のりも
雪道運転で滑りやすくびくびく運転していましたが、昨日とうとう
タイヤをスノータイヤに履き替えました。計500ドル。
日本に比べると安いかもしれませんが、ちょっと痛い出費となりました。
こちらではオールシーズンタイヤというのをほとんど使っていてみんな
あまりスノータイヤ(スタッドレスタイヤにはしないのです)。
でもまだ3ヶ月くらい続く冬シーズン。やはり、命には代えられません。。
履き替えてすぐすべり具合がだいぶ減り満足を実感しています。

さて、雪にまみれたここ2日間の様子を報告します。
この大雪で、家の前のスロープも私の車では登れず、
雪をどかす、雪かき作業の大変さを実感する毎日です。雪国の人の生活の大変さを
味わいつつ、普通の生活がどんなにありがたいか思い知りました。
この地を引っ越したら二度と雪の多いところには住みません。
大雪の中とうとう、おとといガレージに入れず3時間くらい外に車を放置
していたら(少し雪が小降りになったらやろうと思って)車はかまくら状態に。
まもなくお迎えに行かなくてはならない時間となり
雪の降りしきる中またまた雪かき作業。。何時間も時間と労力を取られ、ひとりで
ひたすら雪をかき、車を動かす、上れない、を繰り返す。12月に購入した
電動マシーンは使ったことが無かったが、パンダに電話でやり方を聞くとコードを
つなげてハンドルを押すだけというので思い切って使ってみました。
するとスタートして2分後にいきなりコードが機械に思いっきり絡まり動かなくなる。
うそ。。。。ひとりで試行錯誤しているのに見かねた近所のおばちゃまが出てきて、
シャベルをもってなにかアドバイスしてくれている。。
英語だけど、これを使えといっているらしいのでサンキューといって借りて、
また作業。とうとう、お迎えの時間も間に合わなくなりそうで急いでまた
お迎え後、行く予定だった家庭教師のスージーにヘルプしてもらおうとものすごく
重いマシーンを車に乗せ迎えに出発しました。この時点でくたくたでした。
雪の中、なんとか無事弓をピックアップして、スージー宅へ。

弓はセーラとお勉強中、親切なスージーはマシーンを見てすぐさま
絡まったコードを取り除く作業を開始。無理そうなのでとうとうコードを切断し、
からまったものを全部解いた後、新しいコードを買うのも一緒に行ってくれました。
ほんと、ありがとうございます。買ったばかりの(600ドル)マシーンを壊して
パンダに怒られるのがいやでなんとか自分で処理したかった私。コードは24ドルで
あーよかったーと一息。(なんと長さ100メートル)
その後家に帰って再び雪かき作業を開始したが(ガレージに入れないので)、
元は3つあった電源の穴が、2つのものを買ってきてしまったせいか、使っているとすぐ取れてしまう。
それを5回ほど繰り返しやっぱりだめだと、また3つ穴のコードに取替えに明日いこうと
決心し、再び手作業で雪かきをし、やっと家に入れたのはなんと午後6時。
一日雪の降りしきる中、半日近く外で作業していたのでくたくた、でもそこへパンダから帰るコールが。
おなかがすいたという弓に私のお昼の残りのスパゲティーをいためなおしてやり、
そのまま夕飯のお好み焼きの用意をする。くたびれた。。。

そして、翌日は(昨日気温がマイナス20度の中)電源3つのコードにチェンジして、
クリーニングにより、夕飯の買い物をし(弓の希望により焼肉)そのまま
お迎えに行って、タイヤをチェンジしに行って、スイミングに行って、
6時過ぎに帰宅。パンダより夕飯いらないとの電話あり、二人で焼肉を食べて、
寝る。。ここ2日の生活でした。。寒いから家に閉じこもっていたいという希望は夢と消え
ひたすら多忙な2日間でした。今日こそ少しゆっくりしたいです。


それとひとつ朗報!秋くらいから本人の強い希望で
髪をのばしていたのですが、あまりに硬く多い毛質のため近頃では
かつらやおばさんのようになっていた、弓の髪ですが、ついに
無理やりカットすることができました。好きなキャラクターの主人公が
長髪だったため、しゃれっ気を出して伸ばす伸ばすとがんばっていたのですが、
写真で見ていらっしゃるでしょう、あの通りひどい状態で実家の母からも
再三にわたってなんとかするように言われていました。私もあまりに
見かねてとうとう、本人がなんと言おうとすっきりさせようと、
1000円カットに連れて行きすっきりさせてきました。
あまりにすっきりした久々のかっこよい(親ばか!)わが子に感動!
やはり短いほうがぜんぜんいいですよね?剛毛ですごいのは、
プールで一度もぐったくらいじゃ直らない寝ぐせ。2,3回もぐるとやっと
髪が治ります。もちろん、熱いタオルを頭に載せるくらいでは直らず
いつも変な髪形でした。最近食べるので太ってきたプラスおばさん頭で
変な風貌になっていた弓でしたが、ようやく普通になり母も満足です。
ちなみに体重はなんと30キロ近く(もっとかも。。)です。

旅行記はまた後ほどです。。

2009年1月13日火曜日

思いがけないプレゼント




昨日は日本からまったく思いがけないプレゼントが届いた。
送り主はケンタッキーにいたこと家族ぐるみで仲良くしていた
R子さん。ファミリーでよく旅行にも行ったっけ。パパも同じ年、
私たちもほぼ同じ年、子供も一人っ子の同じ年の男の子同士で
家族構成もまったく一緒だった。R子さんと私は本が大好き。
私たちより3年以上先にアメリカ生活を始めたR子さんに、おいしい店
を教わって一緒に食事したり、アメリカでは手に入りずらい、
定期的に新鮮な魚をニューヨークやアラスカから取り寄せてもらったり、
定価よりかなり割高な日本の書籍をおとうさん(R子さんのだんなさんを
こう呼び、うちのパンダをパパと呼んでいた。)の会社を通して
日本で買うのと同じ価格で好きな本を注文させてもらったり、
本当にお世話になりました。出張の多いパンダがいないときは、
ふたりっきりでさみしい私たちのところへよく息子のたっくんと
夜までうちにいてくれてどんなに心強かったかしれません。。
おととしのクリスマスは向こうはケンタッキーからうちはインディアナから
待ち合わせて一緒にフロリダを旅しました。そんなR子さんファミリーも
昨年帰国し、夏には日本のお宅へ弓都とお泊りに行き、おいしいものを
いっぱいごちになりました。

私の好きなものをよーく知っているR子さんからの荷物には
私の喜びそうなミステリーの本や、おいしそうな食べ物、
そして、さむいさむーい私たちの冬の楽しみに欠かせない
いろいろな種類の入浴剤。私用にいっぱいと、弓が喜びそうなお菓子の形の
もの、中からお宝が出てくるお楽しみボールまで「さすがー!」
という感じです。そして、彼女らしいかわいい熊さん親子の
置物。前からいろいろな動物を集めていた新しいバージョンのもの。
中身もそうですが、送料も高いのに本当にうれしくて、涙が出てしまいました。

今日もまた外は雪が絶え間なく降っていますが、思いがけない
友からのプレゼントに心はホカホカあったかです。
R子さんほんと、ありがとねー。あとで手紙書きます。

2009年1月11日日曜日

書初め大会



昨日から始まった日本人学校では、初日ということで始業式の後書初め大会が催されました。
降り続ける雪にも負けず久しぶりにみんなの顔を見て、子供たちは一人ずつ新年の抱負を
述べました、何の練習もせず行ってしまったのですが、弓都はみんなの前で「今年は掛け算を
がんばります!」と宣言していて驚きました。乞うご期待?

一年生は「ひな」という字を書きました。幼稚部は「うし」
うまいうまくないは別として、やはりお正月らしい日本の行事をするのは
ちょっとうれしいことです。

そして、今日は久々に仲良し4人が子供をパパに預けてランチの約束をしていましたが、
今朝も相変わらずあまりの雪の降りっぷりに中止になりました。本当に家から大変で出づらいですが、
平日はパンダがいないと余計出づらいので食材の買出しや最後の75%セールに
ちょっと出かけたいと思っています。

そうそう、昨年2学期のアメリカの通信簿は一学期にS-satisfactoryだったところが
ほとんどE-excellentに変わっていてとてもうれしかったです。家では週に一度出る宿題の
プリントをやる以外は日本の勉強しかしていないのでやはり、毎日学校に通っているだけでも
分かるようになるんだなと学校の偉大さを改めて実感しました。ありがとう学校よ!という感じです。

旅行の続きは次回からです。。

2009年1月9日金曜日

ラスベガス旅行




今朝は雪が降っていず、学校に送っていきましたが、またその後ものすごい量の雪が
しんしんと降っています。いったいこの土地はどうなっているのでしょうか。
白、白、白の景色の中で本当に食品の買出しに行くのさえものすごくおっくうです。
かといって、金曜日でもあまりの外の様子に夜、食事に出かける気にもなれず、
今夜はどうしようと思案中です。。ちなみに今週月から木まではカレー、串かつ、スパゲティ、
親子丼が夕飯でした。

さて前回の続きです。
Tさんを見送って2日後、とうとう疲れが出たのか、私は熱が出て一日ベッドから出られない
状態に。ひたすら昏々と眠り続けました。あさってからはラスベガス旅行を明日に控え、パンダは2008年の仕事も明日が最後という日でしたが、夕方電話が。明日デトロイトへ出張になったので、あさってからの旅行もはデトロイトの空港から旅立つため、急遽明日みんなで出発しようとのこと。
外は吹雪で、片道3時間の道のりを行ったりきたりするのは厳しいと判断し、重い体を引きづり
スーツケースに旅行の荷物をつめました。
そして、予定より一日早く、急遽23日朝パンダとともにデトロイトへ向けて出発。途中いつにないほどの大吹雪で怖いくらいでしたが、ゆっくり目に走ってなんとかホテルに到着。チェックイン後、そのままパンダは仕事に出かけ、私と弓はホテルの中でぬくぬくと過ごしました。
部屋の窓から見える外の真っ白にふぶく様を見ながら、このときばかりは仕事に出かけたパンダに感謝しつつ、自分はまたうとうと。。弓もおとなしく、テレビを見たりめずらしく、進研ゼミをやったりして
ふたりは一日中、ホテルの部屋でゆっくりとすごしました。

そして、いよいよクリスマスイブの日、ラスベガスへ。格安チケットだったためわざわざミネアポリス経由で
到着。空港に着くなりカジノの機械がダーと並んでいました。ホテルに向かう途中、
うわさで聞いていたピラミッド型のホテルや、ニューヨークの自由の女神のあるホテル、ィズニーランドのようなお城の形をしたホテルなど、バスの窓からの景色は今まで見たことの無い不思議な空間が広がっています。あまりのすごさに圧倒され体調の悪いのも忘れていきます。
そして、いよいよチェックイン。
私たちははじめの2泊、パリスというホテルを選んだのですが、近づくにつれて本物そっくりの、
エッフェル塔や凱旋門にわくわくどきどき。ホテルの中は天井は空になっていて、パリの街中を思わせるような造りになっています。(中に入っても外にいるような?感じ)もちろんカジノののエリアが
大きなスペースで整然と並んでいます。すごいねーと興奮しながら部屋に入り、
ついてすぐにガイドブックにのっていた人気ナンバー1というビッフェがこのホテル内になるのを
思い出し、休むまもなく出かけました。すいているうちに行っちゃおうと思ったのですが、とんでもない
すでにながーい、ながーい行列が。。
行列の最後に並んでから1時間30分後ようやくようやく、テーブルに着くことができた。
魚介類をふんだんに使った数々の料理をとりに行き、胃の調子が悪いのもなんのその、
ここまで並んで食べなければもったいないと夢中で食べました。
まあまあおいしかったけど、疲れているところにあまりに長く並んだので、期待以上のものでもなく
でも弓は大きなかにを思う存分食べて満足そうでした。

2泊したら3日めにはアメリカ大自然の旅という、グランドキャニオンなどのナショナルパークへ
3日間JTBのツアーに参加する予定なのであまり時間が無く、食後も疲れているなどといって
いられず、夜のストリップ通り(ホテルの立ち並ぶメインの通り)へと繰り出し、
派手なイルミネーションに輝く景色を見に出かけ、結局部屋に帰ったは11;00ころでした。
何よりうれしいのは、冬なのにそんなに寒さは感じず、夜長時間外をあるっても
ぜんぜん楽しめること。普段寒いところで生きているのでこの温暖さは本当に心を
浮き立たせてくれます。

翌日は丸一日近所のホテルの中を見学しつつ、ひたすら歩き回りました。
チョコレートで有名なM&Mの専門店は思ったより楽しくおちょうしものの
パンダは弓とおそろいのスタジャンやゴルフの道具の頭にかぶせる色とりどりの
チョコレートくんたちという派手なカバーを購入。普通それ使う?
と思いましたが、これはぜったいうけるよーとうれしそうに真剣に選んでいました。
やはり、変わっている。。

弓が気に入ったのはお城の形をしたホテルで大好きな騎士グッズがいろいろ置いてあり、
子供向けのホテルならではの大きなゲームセンターやスポンジボブの4D映画など
楽しみました。どこも並んで大変でしたが。。そのころにはすっかり体調も戻り
パワー全快で見るもの見るもののすごさに圧倒されました。日が暮れるにつれ、
ホテルの前で火山が噴火したりするショーや音楽と光に乗せた巨大の噴水ショーに見とれたりと
見るものがいくらでもありました。
翌日からツアーがあったにもかかわらずこの日も部屋に帰ったのは10;00過ぎ。
お風呂に入って荷造りをして明日からは大自然への旅です。

2009年1月7日水曜日

樹氷と停電




さて、今日も昨日に引き続き雪で、新学期早々またまた
学校は休校です。しばらくの間は雪の日も多そうで、最高気温がプラス
になる日はなさそうです。。さて昨夜は遅くにブログを更新していたら
ほぼ出来たーと思ったらなぜか、どういうわけかきれいに消えてしまいました。
くっそー。。もういやになってやめてそのまま寝てしまいました。。

ということで新たな気持ちで今日また記します。
トロントで再会したTさんがは翌日から3泊我が家に滞在したのですが、
その短い滞在期間に、こちらでもめったにないこ,0℃の状態で雨が降ったことにより
電線や木の枝の先まで凍りついてしまうフリージングスノウいう自然現象が起こりました。
いわゆる樹氷というものを生まれて初めて見た私ですが、外の景色は氷と純白の
世界でそれはそれはきれいでした。しかし、氷は重さがあるので細かく枝の張った木は
その重さに耐えられずに折れたり、電線も折れてしまったりと美しさの裏には
やはりかなり鋭い棘があります。町中のあちらこちらで停電があり、かくいう我が家も
Tさん帰国前日の朝8;00過ぎからなんと夜10;00くらいまでの約12時間もの
間停電に襲われました。暖房も明かりもコンロもすべて電気なので外は零下の中で
長時間の停電はかなり困りものです。機密性がよく暖房が止まっても数時間は家の中は
あまり寒さは感じませんでしたが、さすがに日が暮れるにつれて寒さも増してきました。
コンロも使えないし、もちろんレンジも使えない。挙句の果てに外に出ようにも
ガレージが開かない。(のちに友人の助言により手動で開けることができました)
学校や公共機関も休みで、でもTさん最後の日だったので、車に乗って、
氷の世界と化した町の中ドライブし、珍しい景色を写真にとって、
ピザハットでランチをして、家に戻るとまだ停電のままです。
夕方になるにつれキャンドルの光で明かりを確保する始末です。
でも、パンダの会社も停電のため早く帰宅し、ちょっと安心しました。
そして、最後の夜はホリデーコンサートの予定で少しおしゃれして出かけようと考えていましたが、
なにしろ懐中電灯で着るものを探す状態で、アクセサリーなどは見つからず、
とりあえず、何とか身づくろいしていざ出発。これ以上悪いことがおきるとは予想していませんでしたが、
なんと駐車場に車を止めて何気なくバックの中にちゃんと4枚持って確認したチケットを
見ると、ガガガーン!!日付が明日になっているではありませんか。。。
そういえばいつもコンサートのときはにぎやかな駐車場も閑散とした感じ。。
しばらく言葉が見つからず唖然としていた私でしたが、いわないわけにもいかないので
みなさんに報告し、ひたすらあやまりました。。普段から自他共に認めるおっちょこちょいの
夫婦ではありましたが、まさかここまでばかだったとは。。Tさんにはほんとに申し訳なかったです。
(コンサートは翌日デトロイトにTさんを送ったあと3人で行きました。
いつものクラッシックよりくだけた家族で楽しめる内容で最後は観客全員一緒に
クリスマスソングを歌って楽しかった分ほんとうに情けない思いでした。。)
その後ちょっと買い物をして帰り、どうぞ家に明かりが灯っていますようにと
祈りながら帰宅。近所の家に明かりが見えた瞬間のたとえようの無い喜び感は、
日本にいたら絶対経験できなかった貴重な体験でした。。電気よ、いつもありがとう!
(もしまだ電気が通っていなかったら今夜デトロイト方面に出発し、ホテルに泊まってしまおうと
話していました) 

そんなこんなで21日無事Tさん帰国。お疲れ様でした。
どたばたアメリカ珍道中でしたが、懲りずにまたきてくださいね。

2009年1月6日火曜日

2009年明けましておめでとうございます!




ブログをチェックしてくださっている皆さん長い間スキップしてしまい
本当にごめんなさい。なにしろ息つく暇も無いようなスケジュールとなってしまい
今日ようやく子供も学校へいきひとりでブレイクする時間を持てました。
空白の時間を一気に語りつくすのは難しいので今日から11月半ばあたりからの
様子を少しずつ記録していきたいと思います。ちなみに今また雪がちらつき始めました。
今日も最高気温はマイナス一度くらいのようです。。

さて、そもそもことの始まりは突然家を追い出されたことに始まります。
10月末にパンダがアジア方面からの出張から帰宅し、たまっていた封書を
開封する中である一通の書面に目を見張ります。
なんと大家さんが今をときめくサブプライムのーんの波にのってしまい、
家が銀行の抵当に入ってしまったとのこと。銀行はなるべく早く家を処分して
換金したいのでなるべくはやくこの家から出て行ってくれという内容でした。
まさか。。と思うまもなく真実であることを手紙の送り主に確認してから
2週間ほどで新しく引っ越せそうな家を探し(こちらではレントハウスがとても少ない
ため、物件が少なく子供の学校のエリアから探すのは困難で同じ区域から
何とか探した)、決めると同時にすぐさま引越した。
文で書くとこんなもんだが実際動くのはかなり大変です。。
なにしろ11月末はサンクスギビング、12月は日本からのお客さんや、クリスマスホリデーの
予定などが目白押しでスケジュールが決まっていたので12月の10日のお客さんが来るために
トロントに出発するまでにはなんとか人を迎え入れるくらいの家にしておかないと。。
しかし、年末は学校行事も多く、クリスマスカードの準備(年賀状の準備と同じ)やら、
先生方に用意するささやかなプレゼントやらカード書き、日本へ送るものの準備などなど
どうしても雑用も多く、本当に大変でしたー。

引越しやさんに大物を運んでもらった3日後にはテキサスへ行くという、恐ろしいスケジュールで
義妹の家では楽しく過ごせたものの帰れば、ダンボールの山との格闘、格闘。
お客さんが来るその日まで残り一週間で、家の整理、クリスマスのもろもろの準備、
普段の生活、学校の行事すべてへとへとになりながらこなし、何とか最低限の形にして
いざト出発。日本からのお客さんとはトロントで待ち合わせしていた。
せっかく高い渡航費をだしてなんにもないわが町フォートウエィンだけでは申し訳ないので
ナイアガラでも見に行こうという予定でいたのです。

パンダが金曜日会社から帰ってくると同時に家を出発し、
車で走ること3時間強、カナダへの国境を越えたところでホテルに到着。
一泊して翌朝トロントへ向かいます。さらに2時間ほど走り空港に迎えに。
以降お客さんをTさんと呼びます。無事空港で久々のTさんと対面し、一緒にまずは宿泊予定の
ヒルトンホテルへ。ダウンタウンから少し離れている分料金は安いがヒルトンなのでなかなかよい。。
その夜はみな少々疲れ気味だったのでまずホテルの中の中華料理のレストランで今まで食べたことの
ないフランス料理のような(創作料理風の)ちょっと高級な中華を食べました。
その後夜トロントのCNタワーから夜景を見学し、(世界で二番目に高いタワーだそうです。
ちなみに一番はバンコクにあるタワーだそうです)ガラス張りの床のところはかなり怖かった。。
ホテルに帰り翌日は20世紀初頭に水力発電で財をなした大富豪の邸宅カサ’ロマにて、
豪邸を見学。予想に反してやっていたSLEEPING  BEAUTY  のミュージカルはいま
いちでしたが、お城のような豪邸はなかなかすごかったです。見学できる場所は一部ですが、中には98もの
部屋があるそうで、当時を思わせる調度品の数々、ゴシック様式の庭園などなかなかの見ものでした。
私はこういうものを見るのがすきなのですがTさんも喜んでくれたのでよかったです。
特に時期がクリスマスなので大きなクリスマスツリーも見事に飾ってあり、すてきでした。
午後はTさんと私でオンタリオ美術館を楽しむ間、パンダは弓のおもりをしてくれました。

その後トロントの大きなショッピングモールをぶらぶらして、ホテルへ。
翌朝はナイアガラへ移動。40分くらい車を走らせるとあのナイアガラフォールズへ到着しました。
予想していた寒さはなく比較的暖かい日が続いたカナダでしたが、ここでも気温はあまり
低くなく霧雨のような小雨が降っていました。私は学生時代に一度来たことがあるのですが、
残念ながら時期的に霧の乙女号には乗れず、でもかなり間近で大きな大きな滝を見れたので
大満足でした。エレベーターで下がっていくと滝の裏側を見れるところがありそこは本当に
流れ落ちる滝があまりにも近くに見え怖いほどでした。でも時期のせいか、ここがほんとにあのナイアガラ?
と思うほどすいていて、駐車場もがらがら観光バスもほとんどみえず、レストランもナイアガラの滝が
すばらしい眺望の席で食事をすることが出来、ラッキーでした。ここでゆっくりとすごし
後は一路アメリカへ戻ります。途中デトロイトでいつもの日本の食材やさんにより買い物をし、
さらにTさんのご希望でアウトレットにより、自宅へ戻りました。
クリスマスシーズンでいつもよりかなりお得な値段で買い物が出来、Tさんもラルフやコーチで
満足のショッピングが出来たようでよかったです。
さて帰路は北から南へ移動しているにもかかわらず徐々に雪がひどくなり寒さが急に増してきました。。
我が家へついたらやはり寒かったー。もちろん家の中はあったかなのですが、外が。。まさか
トロントより寒いとは、がっくりです。

この続きは次回にします。